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信用と信頼そして思いやり

2008年10月01日

 今日は僕がブログを始めた初期に書いた投稿をもう一度皆さんに
見ていただきたいと思います^^ 

今日は最近より読んでいる中国の古典集『菜根譚』の中から
感銘を受けた文章を綴ってみたいと思います。
この『菜根譚』の意味は「人よく根菜を咬みえば、すなわち百事なすべし」
という意味で、(かたい根菜をかみしめるように、苦しい境遇に耐えることが
できれば人は多くのことを成し遂げることができる)ということに由来する
かみしめて味わうべき人生訓の書です。 短編なので意外と面白いですよ^^

『人徳を磨く』
人徳によって得られた財産や名誉は、ひとりでに松葉が生い茂る野の花のように
、大きくなり続ける。

事業の功績によって得られた財産や名誉は、移し替えられたり捨てられたりする
鉢植えの花のように、どうなるか不安定だ。

権力によって得られた財産や名誉は、数日で枯れてしまう花瓶の花のように、
かりそめものすぎない。  (前集五九)

 最近新聞紙上を賑わせている食品偽造問題や船場吉兆の使いまわし問題等
今日まで積み上げてきた財産、名誉は一瞬にして無くなってしまう。
(最近は三笠フーズや美ら島フーズの問題がありますね!)

経営者達の人格や人徳の欠如による事件だと思います。

このような企業には平家物語の一説『奢れる者は久しからず』

がぴったりあてはまりますね☆

何事にも誇りを持ってプライベートにも仕事にも取り組んでいきたいものです。
(6月の投稿)


このような会社の経営者は利益追求型で自分の会社さえ良ければいいという考え
で一番大切である『信用』や『信頼』、そこで働く従業員に対しての『おもいやり』
というものを後回しにした結果だと思います。
 利益は一時的に上がるかもしれませんが、その代償に不満に思う従業員からの
内部告発等で事の発端が世間にバレ、今まで築き上げた信用や信頼を地につける
結果になります。 
 会社の経営において大切にすべき事柄の順番を間違えないよう取り組んで行きたい
と思います^^

【本日の写真:幻想樹】
信用と信頼そして思いやり



Posted by 高倉直久 at 11:52│Comments(2)
この記事へのコメント
人を思いやることを忘れてしまった時に人は、過ちを犯すのだろうと思います。
不誠実にしたことは、きっと返ってくるものですよね。因果応報とでもいうのかな。私も、仕事面でも、プライベートでも、今日書かれている内容を意識しようと思いました。
Posted by さとし at 2008年10月01日 12:40
これからも何事も感謝の気持ちをもって誠実に生きていけば必ず仕事もプライベートも成功すると思います。 
まだ僕らは若いので色々な事に挑戦して多くの経験を吸収して成長していきましょうね☆
Posted by 高倉直久高倉直久 at 2008年10月01日 13:08
 
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